ご相談ありがとうございます。
INPが「改善が必要」になっているからといって、SEO施策の中で必ず最優先にする必要はないと思います。
まず、どの程度悪いのかと、実際のユーザー操作に影響しているかを確認します。
INPの目安を確認します
INPは、ユーザーがクリックやタップ、キー入力を行ってから、画面が次に反応するまでの応答性を見るCore Web Vitalsの指標です。
目安は、
- 200ms以下:良好
- 200ms超〜500ms以下:改善が必要
- 500ms超:不良
です。
Search Consoleで「改善が必要」でも、210ms程度なのか490ms程度なのかで優先度は変わります。
重要なのは実際に何が遅いかです
INPはページを開いた瞬間の速度だけを見る指標ではありません。
例えば、
- メニューを開く
- CTAボタンを押す
- アコーディオンを開く
- フォームを操作する
- 商品をカートへ入れる
といった操作への応答が遅い場合に数値へ影響します。
そのため、PageSpeed Insightsなどのデータとあわせて、実際にどの操作が遅いか確認するのがおすすめです。
SEOだけを理由に満点を狙わなくて大丈夫です
Core Web VitalsはGoogleのランキングシステムで使用されていますが、スコアが良ければ必ず上位表示されるわけではありません。
コンテンツの関連性や品質など、ほかにも多くの要素があります。
そのため「SEOのために100点へする」こと自体を目的にするより、ユーザー体験に問題があるページを改善する方がよいと思います。
優先度を上げたいケース
私なら、
- 500msを超えるページが多い
- 問い合わせや購入など重要ページに問題がある
- ナビゲーションやCTAの反応が実際に遅い
- 多数のURLグループで同じ問題が発生している
- ユーザーから操作しにくいという声がある
場合は優先度を上げます。
逆に、200msを少し超えている程度で、重要な操作にも問題がなく、ほかにSEO上の大きな課題があるなら、まず原因を記録して順番に対応してもよいと思います。
「改善が必要」という表示だけで判断せず、数値・対象ページ・実際の操作の3つを見るのがおすすめです。