ご相談ありがとうございます。
「クロール済み - インデックス未登録」と「検出 - インデックス未登録」が多い場合は、すぐにすべての記事を修正したり、新しい記事を増やしたりする前に、まず対象URLを種類ごとに分けて確認するのがおすすめです。
この2つは、似ているように見えますが状態が異なります。
「検出 - インデックス未登録」の場合
GoogleはURLの存在を認識していますが、まだクロールしていない状態です。
まず、次の点を確認してみてください。
- XMLサイトマップに正規URLが登録されているか
- トップページや記事一覧、関連記事から内部リンクされているか
- ページ送りや並び替えなど、内容の似たURLが多く生成されていないか
- 古いURLや重複URLが残っていないか
- サーバーが安定して応答しているか
特に、並び順だけが異なるURLや、1ページ目を表すパラメータ付きURL、古いURLなどが多いと、Googleが重要な記事以外のURLも処理することになります。
まずは、検索結果に出したい正規URLを明確にし、不要な重複URLを整理することが大切です。
「クロール済み - インデックス未登録」の場合
Googleはページを読み取っていますが、現時点では検索結果に登録しないと判断している状態です。
この場合は、次の点を確認します。
- ほかの記事と内容や構成が似すぎていないか
- その記事でしか得られない情報があるか
- タイトルと本文の内容が一致しているか
- 読者の疑問に対して十分な回答があるか
- 関連記事から内部リンクされているか
- canonicalが意図したURLを指しているか
- Googleが別のURLを正規URLとして選んでいないか
ただし、この状態になったからといって、すぐに記事全文を書き直す必要はありません。
公開したばかりの記事や、サイトの構成を変更した直後の記事は、クロールや再評価に時間がかかることがあります。
まず対象URLを分類する
GSCから未登録のURLを20〜50件ほど抽出し、次のように分けてみてください。
- 公開して間もない記事
- 検索流入を狙いたい重要記事
- 内容が似ている記事
- カテゴリーや一覧ページ
- 並び替えやページ送りのURL
- 古いURLや転送前のURL
- 検索結果に出す必要がないページ
すべてを同じように修正するのではなく、URLの種類に応じて対応を変えます。
そのまま待ってよいケース
次の条件に当てはまる場合は、すぐに修正せず、しばらく様子を見てもよいでしょう。
- 公開から数日〜2週間程度
- XMLサイトマップに登録されている
- 記事一覧や関連記事からリンクされている
- URL検査のライブテストで問題がない
- 内容がほかの記事と重複していない
- canonicalやnoindexの設定に問題がない
修正を検討した方がよいケース
次のような記事は、改善対象として優先度が高いです。
- 1か月以上インデックス未登録のまま
- 似たテーマの記事が複数ある
- タイトルだけが違い、本文の内容がほぼ同じ
- 導入文や見出しが定型的
- 関連記事から内部リンクされていない
- 誰のどの疑問に答える記事か分かりにくい
- Googleが別URLを正規URLとして選んでいる
修正するときは、単純に文章量を増やすのではなく、その記事にしかない具体例、経験、比較、判断基準などを追加するのがおすすめです。
新しい記事は公開してよいか
新しい記事の公開を止める必要はありません。
ただし、既存記事と似たテーマの記事を増やし続けると、記事同士が競合し、Googleがどの記事を評価すべきか判断しにくくなることがあります。
そのため、次のように進めるのがおすすめです。
- 古いURLや重複URLを確認する
- 一覧・並び替え・ページ送りURLを整理する
- XMLサイトマップに正規URLだけが入っているか確認する
- 重要記事のcanonical、noindex、内部リンクを確認する
- 公開直後の記事は一定期間待つ
- 長期間未登録の重要記事だけ個別に改善する
- 改善後にURL検査からインデックス登録をリクエストする
すべての記事を一度に修正するよりも、まず対象URLを分類し、技術的な問題と記事内容の問題を切り分けることが大切です。
インデックス未登録の記事があること自体は珍しくありません。全記事のインデックス登録を目標にするのではなく、検索流入を狙いたい重要記事が正しく登録されているかを優先して確認してみてください。